5つのポイントでお話します。
- 治療した被せ物を長持ちさせるには何をしたらいいのか?
結論から言いますと、プロにチェックをしてもらい異常がないかを確認することです!
被せ物をしている歯は被せ物に隠れて虫歯が進行するため見た目では見つけにくいです。
ですから、私たちプロがチェックをする必要があります。
特に被せ物の境目を重点的に見ていきます。
境目に隙間や段差ができていないか、黒くなっていないかなどを見ます。
ここは見えにくい場所なので、鏡を使っていろんな角度から見たり、拡大鏡を使用して大きくして見ます。
もっとも重要なのはレントゲンです!
レントゲンは目で見えない部分を見ることができます。
虫歯の発見には必須です。過去のレントゲンと比較することが重要です!
- なぜ見つけにくいの?
被せ物をしている歯は、表面が覆われているため、虫歯が進行するご自身の歯の部分は見えません。
ですので、虫歯が進行しているのは見た目だけでは見つけることは困難です。
神経がある歯はまだ症状が出るので気づくことができます。
神経を取り除いた歯は特に問題です。
痛みを感じないため、被せ物が取れるまで気づくことができません。
- 被せ物は金属などでできているので強いですよね?
そんなことはありません。
作り物でできているのは被せ物と中の土台だけです。
それを支えているのはご自身の歯の根っこです。
虫歯により根っこだけになってしまっているので、むしろ弱くなっていると考えていただいた方がいいです。
長く持つかはこの根っこの耐久性によります。
- 被せ物がしてあっても虫歯になるのですか?
根っこはご自身の歯なので虫歯になります。
被せ物との境目から虫歯が進行します。
支えている根っこが虫歯になると、被せ物が外れてしまったり、最悪割れてしまうこともあり、抜歯になる場合があります。
- ~治療した被せ物を長持ちさせるためには?~についてのまとめ
被せ物の虫歯や異常は自分で気づくのは難しいです。
被せ物のポイントとしては
1:被せ物を外さないと外側からは見えない
2:虫歯になると歯が脆くなり、噛むことによって割れてしまい、抜歯に至こともあります。
予防するには適切な歯磨きと定期的な受診によるプロのメインテナンスです!
歯磨きは虫歯になりやすい境目を磨く必要があります!
稲沢のぐち歯科では歯磨きのコツを皆様にお伝えてしております!