みなさん、こんにちは。稲沢のぐち歯科院長の野口です。

今日は、【カウンセリング】についてお話をします。稲沢のぐち歯科では、カウンセリングの時間を大切に行っています。

当院では、初めて来院された時(初診)に、患者さんの苦悩や希望をお聞きしたり、治療の説明をするときなどにカウンセリングを行います。

なぜカウンセリングをすると思いますか？

歯医者さんの多くは、カウンセリングを行わずドクターの指示でされるがままに治療を行う歯科が多いです。

しかし、それでは患者さんが納得し、安心する治療ではありません。
まずは、患者さんの困っていること、過去の出来事、希望などについてお話をお聞きした上で、どのような治療方法があるかお話しします。
そのため当院では、一方的な治療ではなく十分に納得，安心されたうえで治療をうけていただくためにカウンセリングを行います。

初診カウンセリングでは、問診表についてや当院の診療の流れについてお話をさせていただきます。当院の診療の流れは以下の通りです。(患者さんの口腔内の状態によって順番が前後します。)

一日目　初診カウンセリング→レントゲン撮影→口腔内写真撮影→検査・説明→応急処置

二日目　細菌の検査・顕微鏡検査→歯磨きの状態の確認を行います

三日目以降は、まず歯周病治療を行います。歯周病の治療では、ブラッシング指導、プラークの除去、歯石の除去をを行います。歯周病がよくなりましたら、虫歯の治療に移ります。

なぜ、虫歯の治療の前に歯周病の治療を行うのでしょう？

それは、治療の成功率を上げるためです。

歯茎が炎症を起こしている状態で詰め物、被せものを行うと適合が悪くなり、数年後に再治療が必要になる場合があります。

なのでまず、歯茎を健康な状態にも戻すために細菌をお口の中から減らさないことが大切です。

初めにお口の中の細菌を減らします。そして、その後もきれいな状態を保つためにハミガキが大切なのでハミガキの指導を行います。

では、むし歯はすぐ治療しなくていいのか？
虫歯の進行は数ヶ月から数年単位で進行します
見つかったからと言って症状がなければ、急激に進行することはありません
まずは歯周病治療、清掃を行い、口腔内の細菌を減らすことが重要です！！

また、日本人が歯を失う原因の半分以上が虫歯ではなく歯周病で歯を失っています。
歯周病治療はとても大切です。その後、虫歯の治療に移ります。すべての治療が終了しましたらメンテナンス(定期健診)になります。
メンテナンスを行わずにいると10年間で約4本歯を失うというデーターが出ています。

単純に計算すると７０年ですべての歯を失うことになります。

メンテナンスを受けると１０年間で１本しか失わずに済みます。今ある歯を守るためにメンテナンス(定期健診)を受けましょう❣

当院は、【予防】に力を入れていますので少しでも気になる方はお電話または，webから気軽にご相談してください。待っています💛

稲沢のぐち歯科
稲沢市日下部西町２−８９−１
TEL：0587-22-7260

院長　野口敏英